岩手銀行赤レンガ館について

岩手銀行赤レンガ館について

岩手銀行赤レンガ館は、1911(明治44)年に盛岡銀行の本店行舎として落成し、1936(昭和11)年に岩手殖産銀行(のちに行名を岩手銀行に変更)がこの建物を譲り受け、本店として利用しはじめました。その後、1983(昭和58)年に岩手銀行新社屋完成に伴い中ノ橋支店となりました。
設計は東京駅でも知られる、辰野・葛西建築設計事務所によるもので、辰野金吾が設計した建築としては東北地方に唯一残る作品です。

2012(平成24)年8月3日に銀行としての営業を終了し、約3年半に及ぶ保存修理工事を経て、2016(平成28)年7月17日に一般公開されます。

盛岡銀行 落成式

盛岡銀行落成式と現在の岩手銀行赤レンガ館(マウスオーバー時)

施設概要

名称 岩手銀行赤レンガ館
(正式名称:重要文化財「岩手銀行(旧盛岡銀行)旧本店本館」)
指定・区分 国指定 重要文化財(建造物)
指定理由 (一)意匠的優秀なもの (五)流派的または地方的特色において顕著なもの
指定年月日 1994(平成6)年12月27日(文部省告示第151号)
所在地 岩手県盛岡市中ノ橋通一丁目2番20号
所有者・管理者名 株式会社岩手銀行
構造及び形式 煉瓦造、二階建、スレート葺(一部銅板葺)
建築面積 693平方メートル